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MARIKO展(ギャラリーシェーヌ) DM表_edited.jpg

「Sensation - 感触 -」

HAYASHI MARIKO EXHIBITION

2023.7.24.Mon - 29.Sat

Sensation -感触-

 「Sensation-感触-」は、

2000年のはやしの初個展の際に制作した64点ほどの作品の中の

一部のスタイルの作品に名付けられたもので、その作品はその後

パリのサロンで入賞し、 その後の彼女自身の活動のきっかけとなった作品である。

FLOWと私たちが呼んでいるこのシリーズは、重力を使用して描いたもの。

絵の具に骨材を入れたり、水など様々なものを混ぜて、素材そのものが持つ力 と

重力とを可視化したものである。

その背景には、様々な色がのっているので、その背景と手前に見えてくる

絵の具の滴りが層をなしている。その背景は、スピーディーに描かれたり、

丁寧に色を重ねたものなど様々だ。

背景に描いたものは、彼女の意志によって描かれた時間軸。

手前の滴りは重力、絵の具、下地の生み出す時間軸。

その差から生まれる空間の様なものが非常に興味深いと

常々思いながら見ていて私の好きな作品のシリーズだ。

かねてよりはやしが希望していた銀座での個展。

ギャラリーシェーヌの樫山さんとのお話でいただいた、

「このシリーズが見てみたいですね。」のお言葉に、

はやしと一緒に当時、一番最初の個展の時の写真を紐解いた。

その際についていたこのシリーズの作品のタイトル

「Sensation-感触-」をこの個展のタイトルとした。

まさに日頃はやしが描く時に執着している絵の具の感触、キャンバスの感触、

筆を運ぶ時の感触をぜひ見ていただき、

皆様の感性で思いおもいに想像を膨らまして

楽しんでいただけましたら幸いです。

2023年7月

株式会社エーアンドエム

藤田あかね

7/24 (Mon)  オープニングパーティー

【会場】

ギャルリ・シエーヌ Galerie Chêne Tokyo

東京都中央区銀座6-13-4 銀座S2ビル1F

https://galeriechene.com

https://www.instagram.com/galerie_chene_tokyo/

 

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